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2020.01.11更新

「鍼灸って、どんな効果があるの?」
「肩こりや腰痛に効くって聞くけど、どうして?」

 …そんな疑問を持っている方も多いかもしれません。

 

実は、鍼灸の目的は、 “痛みをとる”ことだけではなく
身体全体のバランスを整えて、人が本来持っている自然治癒力を引き出すこと。
それが、鍼灸の本質です。


また、鍼灸治療にはこんな作用があります。
■ 筋肉を緩める作用
■ 痛みを和らげる作用
■ 血流を良くする作用
■ 自律神経を整える作用


 

◆「身体のバランスを整える」ってどういうこと?

東洋医学では、ストレス・疲労・冷え・不摂生などが重なると、巡りが悪くなり、どこかに「偏り」や「滞り」が生まれます。

たとえば…
・ストレスが続いて眠れない
・冷え性で手足が冷たい
・胃腸が弱く疲れやすい

このように、不調の原因を「全体の巡り」としてとらえるのが鍼灸の特徴です。
鍼やお灸は、ツボを刺激することで「滞っていた流れを整える」「足りない部分を補う」など、全体のバランスを再調整する役割を果たします。


 

◆鍼灸で改善が期待できる主な症状

鍼灸は、「この病気にだけ効く」ものではなく、幅広い不調に対応できる柔軟さがあります。
以下のような症状で、鍼灸を取り入れる人が増えています。

よくある主な対象症状
・肩こり・腰痛・関節痛などの慢性痛
・頭痛・めまい・耳鳴り
・胃もたれ・便秘・下痢などの消化器不調
・冷え性・生理痛・更年期障害・妊活
・不眠・イライラ・疲れが取れない
・風邪をひきやすい・免疫が弱い
・アトピーやアレルギー体質の改善サポート

鍼灸は、痛みや不調の「原因となる根っこ」にアプローチするので、病名がつかない“なんとなくの不調”にも対応しやすいのが特徴です。
*(詳しくは一番下に記載しておきます。)


 

◆“未病”という考え方と、鍼灸のアプローチ

東洋医学では、「未病(みびょう)」という概念があります。
これは、まだ病気ではないけれど、健康でもない状態のこと。

・なんとなくだるい
・朝起きるのがつらい
・食欲はあるけど胃が重い
・生理が毎回つらいけど病院では“異常なし”

こういったグレーな不調は、見逃されがちです。
でも、鍼灸ではそうした状態を身体のサインとして丁寧に見ていくんです。

鍼灸は「病気を治すため」だけでなく、「病気にならないため」にも受けることができます。

“今つらい”を楽にしながら、“これからの健康”も育てていく。


それが、現代において鍼灸が選ばれる大きな理由のひとつです。


 

ーまとめー

鍼灸は、症状の「表面」ではなく、「根っこ」を見ていく治療です。
身体に優しく寄り添いながら、本来の力を引き出してくれる――
それが鍼灸の最大の魅力です。
忙しい毎日で、つい見過ごしてしまう自分の身体の声。
その声に耳をすませ、バランスを整える時間として、鍼灸を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 


鍼灸の適応症

神経系
 神経痛(三叉、肋間、坐骨など)、頭痛、歯痛、ヘルペス、顔面神経麻痺、しびれなど

運動器系
 五十肩、むち打ち症、頸肩腕症候群、腰痛症、ギックリ腰、椎間板ヘルニア、変形性膝関節症、関節炎、リウマチ、肩こり、寝ちがい、筋肉痛、捻挫、テニス肘、腱鞘炎など

消化器系
 胃炎、胃下垂症、胃酸過多症、胃痙攣、胃・十二指腸潰瘍、口内炎、慢性肝炎、胆石症、慢性腸炎、便秘、下痢、痔疾など

循環器系
 高血圧症、低血圧症、心臓神経症、動悸、浮腫、冷え性など

内分泌系
 糖尿病、甲状腺機能障害、痛風など

呼吸器系
 風邪、扁桃炎、咽頭炎、気管支炎、喘息、咳など

泌尿器系
 慢性腎炎、膀胱炎、ネフローゼ、前立腺肥大など

感覚器系
 眼精疲労、仮性近視、白内障、鼻炎、副鼻腔炎、耳鳴り、メニエール症候群、めまいなど

婦人科系
 生理痛、月経異常、乳腺症、更年期障害、冷え、のぼせ、つわりなど

小児科系
 小児喘息、夜尿症、夜泣き、かんの虫、消化不良、虚弱など

その他
 自律神経失調、不眠症、ストレス性疾患、心身症、アレルギー、アトピー性皮膚炎、慢性疲労、成人病の予防など


岩手県奥州市水沢南大鐘1-77  まこと鍼灸整骨院
☎0197-47-6555

投稿者: まこと鍼灸整骨院

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